9月2日に茨城中央サーキット(ICC)で開催された、JAF公認競技「オートテスト」に参加してきました!
え?こんなところにサーキット?と思ったら、行ってみて納得。「ジムカーナ」とかをやるサーキットの様で、いわゆるトラック・サーキットではなく、フリーなスペースをパイロン等でコースを作って走るサーキットのようです、たぶん(^^;)
ちなみに当日は朝から本降りの「雨」。練習走行が始まる前に雨は上がってきたのですが、ご覧のとおりの路面状況で、いやこれ滑りそうでちょっと怖いなぁ…。
このオートテスト、春・夏・秋と「シリーズ」になっているようでして、「春」はラリー観戦の予定(モントレー)と重なってしまったので参加できず、9月2日に開催されるこの「夏の陣」が初参戦となりました(^^)
JAF公認競技 オートテスト in ICC Suppoted by 茨城GRガレージ
実はこの「オートテスト」という競技、参戦するのは今回がまだ「2回目」でして、どうに走ったらタイムが出るのか?とか、まだ勝手が掴めていません(^^;) 簡単に言うと「ジムカーナ」の縮小版のような競技で、でもサイドブレーキ・ターンは通常禁止、また必ずバック走行(ガレージ)がコースに含まれるというものです。ヘルメット等の装備も不要で、参加の「敷き居」が低いのが特徴です。
ちなみに、初めて参加した時の様子はこちら(^^)
さて、当日のスケジュールはこんな感じ。
- 受付
- 慣熟歩行
- ドライバーズブリーフィング(走行説明とか)
- 練習走行(1本)
- お昼
- 本番(2本)
- 表彰式
「練習走行」があるのが嬉しい。前回の初参戦の時は、「慣熟歩行」のみですぐ「本番」だったので、1回でもコースを走れるのは、感触を確認できるので作戦を立てやすくなりそう(^^)
慣熟歩行、ブリーフィングが終わり、早速、練習走行へ。
おっと、その前に、オーガナイザースタッフによる「デモ走行」。なんと、クルマは TOYOTA Vitz GRMN! 豪華です。さすが、“Suppoted by 茨城GRガレージ” です!(^^)
このクルマ、去年の「新城ラリー」で、発売前の車両によるデモ走行を見たことがありますが、エンジンの回り方もその走りも「伸びやか」で、とっても気持ちよさそう。「デザイン」がもう少し大人っぽければ、「欲しいなぁ」と思うんだけど。って、このクルマ、もうとっくに「売り切れ」か?(^^;)
デモ走行が終わり、いよいよ練習走行です。
当日は全部で57台の出走台数、僕はゼッケンNo.34なので、結構、待ちます(^^) 実はこの「待ち時間」が意外と大事で、自分の走行順までにどんな風に気持ちを持っていけるかで、結果が左右されてしまう気がします。走行イメージとかをはっきり持てないまま、あれよあれよとスタートしてしまうと、やはり「行き当たりばったり」みたいな走りになってしまい、実際の操作や、やろうと思っていた事も後手後手になり、おおよそ40秒前後の短いコースなので、「あーあ、もう終わっちゃった!」みたいな感じになりがち。
という事で、前半は少し他の参加者の走る様子を眺めつつ、走行イメージを作り、それから自分の車に乗り、順番になったらスタート待ちの列に並び、「気持ちの準備」を整えます。
ところがやっぱり、緊張するんですよね、これが!いざ自分の順番がきて「スタート」すると、緊張と変な気合いが入り過ぎて、自分でもわかるくらい固くぎこちない走りに。
それでも練習走行の「結果」は、ATビギナークラス10台中、4位タイのタイム。あれ?以外と大丈夫だったなあ?本番をもうちょっと思う通りに走ることが出来れば、意外といいとこいくんじゃないか?なんて、全然「走れていない」のに変な欲が出てきてしまいました。
…とりあえず、無事に全車両の練習走行が終わり、「お昼」です(^^)
なんと!お弁当を注文できるとの事なので、僕は「唐揚げ弁当」を注文。他にも、とんかつとかハンバーグとかもありました。ボリュームもあって、美味しかったです(^^)
さて、腹も膨れたところで、「コースオープン」となっているコースを慣熟歩行。もう一度、歩いて下見を繰り返します。ライン取りをどうしようか、ブレーキはこの辺、ここは早く向きを変えて…等々、景色とパイロンの位置を目に焼き付けながら、走行イメージも膨らませます(^^)
午後はいよいよ「本番」走行です。ゼッケン順に「2回」走り、速いほうのタイムが採用されて順位が決まります。
私のゴルフGTI君の雄姿(^^)
この写真、同じ参加者さんが撮ってくれていまして、後からデータをいただいたものです。カッコよく撮っていただき、ありがとうございました!(^^)
ここ茨城中央サーキット、おそらくジムカーナ向けという事なんでしょうか、路面のミューが結構「粗い」というか、グリップしやすく、そして滑りやすいです。どういう事かと言うと、路面の掴み始めは「スッ」と食いつくんですが、少しの荷重変化ですぐにズリズリと滑り始める、というような感じ??この特性を上手く利用できれば、クルマの向きを「クルリッ」と変えられたりして、結構楽しいかも(^^)
さて、自分の走行の合間に、他の参加者みなさんの本番走行の様子を写真に撮らせていただいたので、僕が気になったクルマを中心に、何枚か貼ってみます(^^)
*ナンバー、お顔は一応処理したつもりですが、なんか問題ありましたらコメント等でお知らせ下さい。対応いたしますm(__)m
やっぱり、この辺りのボディーサイズのクルマが速いですね!渋いカラーリングの1個前のスイフトスポーツ。
アバルト、カッコイイ!これ、楽しいだろうな(^^)
これも格好良いな、限定カラーのBRZ。まだぴかぴか、オートテストで使うの、もったいないようなクルマでした(^^)
なんとアテンザです。大きな体躯を振り回し、果敢に攻めておりました!
このインテグラさん、速かったです!
WRブルーにゴールドのホイール、“SUBARU”の鉄板カラーですね!(^^)
このカプチーノのドライバーさん、なんだか楽しそうでした(^^)
イイ感じに攻めております!真っ赤な初代NAロードスター!(^^)
おっと、残念!「黄旗」は“パイロン・タッチ”による10秒ペナルティです!
本番走行2本が終わり、ジムカーナ同乗走行なんてサービスもあり、いよいよ「表彰式」です。
ATレギュラー、MTレギュラー、ATビギナー、MTビギナー、レディースというクラス分けに従い、それぞれ上位6位、または3位までが表彰されました。
僕は、なんと「ATビギナー」クラス“5位”という事で、表彰していただきました!嬉しい(^^)ありがとうございます!
「5位」と言っても、10台出走の5位ですから、ビギナークラスという事で「サービス」みたいなものでしょうか?(^^)
振り返ると、練習走行は緊張しまくりで、こりゃダメだ!と思っていたら、クラス4位タイのタイムで、あれ?意外といけそうかも?と助兵衛根性が顔を出し、
本番1本目は、ようし!と変な気合いが入り過ぎ、ゴール手前のスラロームで突っ込み過ぎてド・アンダー、練習走行より大幅タイムダウンでガックシ。
本番2本目は、もっと冷静に走ろうと気を取り直し、いくらか自分でも手応えのある走りができたかな?と持ったら、結果、クラス5位というリザルトでした(^^)
やっぱり、オートテストは楽しいなあ(^^) ヘルメットとか、レース用のタイヤとか、そういう特殊な装備が不要で参加できるので、敷き居が低く、そしてクルマによる差も出づらいので、純粋に走ることそのものを楽しめる。
昨年、初めて参加した時にも思ったけど、この競技、やっぱり「キー」は“バック走行”な気もします。普段、バックで早く走るなんて、機会もないし練習もできないので、ここが詰められれば一気にタイムが良くなる気がする(^^) あとは、気合い入れ過ぎて、アクセル操作がラフにならないように、いかにクルマに無駄な動きがでないようにスムーズに走らせる事ができるか?みたいなところかなあ…。
ともかく、クルマ三昧な1日で、楽しめました。
今後も機会あったら、「オートテスト」また参加してみよう、走ってみたいと思います(^^)