AUTOMOBILE COUNCIL 2021
主催者テーマ展示『時代を進めたラリーカーの戦闘美』から。
まずは何と言ってもこの1台。これ、いちばん感動した。凄いです。
<ランチア・ラリー 037 エボリューション>
これも結構好き(^^)何でもないファミリーサルーンを、ラリーカーに仕立て上げてしまうアバルトマジック。恐るべし!
そして、まさにラリーのために産まれた「パーパスビルドカー」1.7×3.7mという異様な縦横比、そして2.2mという超ショートホイールベースというコーナーリングマシーン。
ランチアが続きます。これ、なんとも美しいよね。僕は後ろ姿が好き。
多分、以前のオートモビルカウンシルでも展示されたことある個体かな?見覚えあり。超希少車です。
<ランチア・フルヴィア・クーペ 1.6HF>
そして、日本車も。
<1970 ダットサン・ブルーバード 1600SSS>
<1927 ダットサン 240Z>
モンテカルロラリーに出場したというこの個体、コ・ドライバーはなんと、あのジャン・トッド(現FIA会長)ですよ!
「ラリーのニッサン」面目躍如、良い時代だったんだねえ。
<1982 ダットサン・バイオレットGT>
<1982 ニッサン 240S>
そして一気にマシンが現代に近づいた感じに。
あのコリン・マクレーがドライブしたこの個体。サンレモラリー出場車。もし、まだマクレーが存在していたら、今頃どっかのチーム代表でもやっていたかも?
最後は、なんだか実力を出し切る前にWRCから姿を消すことになってしまったこのクルマ。一気に見た目も現代風。こうしてあらためて見ても、格好良い。
いやー、良いもん見させてもらった。もうこれだけで、今回観に行った甲斐がありました!
何台かはすでに見たことある個体のようでしたが、それでもこうして一同に並べられると壮観。素晴らしかった。
ランチア・ラリー037なんて、もうずーっと見てられる感じ(^^) 全然見飽きません。
こうして見てみると、この40年くらいで、ものすごいスピードでラリーという競技が変化してきたのが分かる。
そして、80年代の頃までか、マルボロやロスマンズといった「タバコメーカー」のスポンサードカラーなんて、2輪でも4輪でも当たり前でしたよね?!なんとなく、ああそうだったよなあ、なんて、これ眺めていて今さらながら思い出しましたよ。
いやー、楽しかった。一応、気にして、今回は幕張メッセまで電車ではなく車で出かけた。直前までちょっと迷っていたけど、やっぱり行ってみて良かった。久しぶりに、こういう高揚感を味わえた。
車ってイイ!