Yz photo

カメラと写真とクルマとワーゲンとワインと美味しいものが好き。

2022 RALLY HOKKAIDO(ラリー北海道)

9/9(金)~9/11(日)北海道十勝地方を舞台に開催された「2022 RALLY HOKKAIDO(ラリー北海道)」を観戦してきました!

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www.rallyjapan.jp

このラリーは、「2022年 JAF全日本ラリー選手権 第7戦」として開催され、FIAインターナショナルラリー(国際格式)も併催されます。いつもはこのFIAインターナショナルラリーは、「APRC(アジア・パシフィック ラリー選手権)」として開催されておりますが、引き続きのコロナウイルスの影響で、「APRC」のタイトルは返上でノンタイトルでの開催です。

そして今回は、2020年、2021年の「無観客開催」から、3年ぶりの「有観客」での開催!
待ってました!と言いたいところでしたが... 実は今年は直前に、マイカー(Golf GTI)の5年目車検があったりで結構お金を使ってしまっていたので、「北海道行き」はあきらめるつもりでした。

ところが!ラリー開催の10日くらい前になって、北海道のラリー事務局から関東の我が家宛てに「観戦パス(クレデンシャル)」が送られてきたのです!!

一瞬「えっ?」となりましたが、すぐに、ああ、そうか!と。
実はこれ、2019年のラリー北海道「フォトコンテスト」で大賞をいただき、その副賞として翌年の観戦チケット(目録)をいただいていたのです!事務局にて、無観客開催であった2年間をきちんと「持ち越して」くれて、3年越しの観戦パスを用意してくれていたのです!!

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ちょっと迷いましたが、送られてきた観戦パスが「パーソナルスポンサーパス」と言って、これひとつですべての観戦場所に入れるというもの!そして嬉しい事に、妻からも「せっかくなら行ってくれば?」との後押しもあり、北海道行きを決意!
前回2019年の時は、妻と二人で、だったのですが、今回は僕単独で。大慌てで、飛行機のチケットやら宿の手配、レンタカーの予約と準備しました(^^)

9/9(金)

前置きが長くなりましたが、本題に。
この日は移動と、帯広駅前で行われるラリーショーとセレモニアルスタートの見学。

朝の便で、羽田からとかち帯広空港へひとっ飛び。自宅から羽田空港までは、妻が車で送ってくれました(^^)
到着してすぐ、とかち帯広空港そばの店舗でレンタカーの借り出し。結構混んでいて、時間がかかってしまった。
帯広市街へ向けて車を走らせ、途中、サービスパークとなる「北愛国交流広場」へ寄り道。 ここで、引換券でラリーの「公式プログラム」をゲット。
少しだけサービスパークの様子を見学した後、すぐにまた帯広市街へ向けて車を走らせ、途中の「豚丼」のお店でお昼ごはん。旨し!(^^)

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その後、いったん帯広駅近くとなるホテルまで行き、荷物と一緒にクルマを預け、徒歩で帯広駅前まで移動。

ここ帯広駅前で、14:30からラリーショーとセレモニアルスタートがおこなわれる。
まだ1時間前であったが、なにやらもう「場所取り」している人かげも。
どこか近くのお店でも入り、涼もうかとも思ったが、やめてコンビニでジュースを買い、僕もそれとなく場所取り(^^)

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やがて時間が近づくにつれ、あれよあれよと人が集まってきて、少し時間を早めてラリーショーが開催!
トップカテゴリーの人気選手のところへは、サインやグッズを求めて長者の列。非常に盛り上がっていました!

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そして待ちに待ったセレモニアルスタート!
自衛隊楽隊による演奏と、国歌斉唱で一気に会場が引き締まります(^^)
そして競技車両たちが1台ずつスタートゲートをくぐり、「行ってらっしゃい!」とみんなに手を振られ、ラリーのスタート!いや、久しぶりのこの光景!とっても気持ちが高揚してしまいましたよ!(^^)
こうして盛大にセレモニアルスタートが行われ、「ラリー北海道」開催の幕が切られました!

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でも競技は明日から。
この後はホテルへチェックインして少し休み、外でのんびり食事。おひとりさまジンギスカンで、サッポロクラシック(生)とともに楽しみ、大満足で1日目は終了。

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9/10(土)

4時起き(^^;
この日は1日、陸別オフロードサーキットで観戦の予定。
競技の開始が「SS1」のスタート時刻8:02~ということで、駐車場オープンの6:30を目指して、4:30過ぎにはホテルを出発。
しかし、ここでトラブル!
音更帯広ICから道東自動車道へ乗ろうとしたところ、「池田から本別まで通行止め」の表示が!なぬ?聞いてないよー!(夜間から翌朝6:00までの工事通行止め!)

仕方なく少しでも時間を稼ぐべく、ひと区間だけですが池田ICまで行き、そこからは下道で陸別へ。ちなみにホテルから陸別までは、おおよそ100kmの走行距離!北海道はスケール感が違うんです!(^^)
一般国道を時速XXkmでかっ飛ばす地元車両たちにビビりながら、なんとか駐車場が開く6:30には「陸別サーキット」へ到着。間に合っちゃったよ!

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ここ陸別サーキットは、ひとやま全部、オフロードサーキット!みたいな場所で、沢山ある観戦ポイント間の移動が大変!ほぼ山歩き、軽い登山と一緒です!(^^;
陸別で、SS1(8:02~)とSS4(11:06~)を観戦し、もう1本SS6(13:34~)もあるのだがここで観るのを止めて、会場で販売していた「鹿肉カレー」を食し、次は北愛国交流広場にあるサービスパークへ移動。

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今度は足寄ICから、道東自動車道で池田ICまで。道東道を降りたら、リエゾンルートをなぞって北愛国交流広場まで向かう。当然この区間も、100km級の移動となります(^^;)

北愛国交流広場に着くと、ちょうどインターナショナルクラスの車両がもう戻ってきていて、本日最後のサービス(マシンの整備、ラリーはこの決められた時間しかマシン整備はできない)の真っ最中。すぐに全日本クラスの車両も戻ってきて、各テントでは大わらわでマシン整備が行われます。これを間近で見られるのもラリー観戦の醍醐味!

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整備を終えた車両はパルクフェルメ(車両の保管場所、あとはいっさい車両は触っちゃダメ!)に保管され、今日はここで終了。僕もホテルへ戻って終了!

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この日は疲れて、ホテルまでの帰り道で買った缶ビールと、そのあと外に出て味噌ラーメンを食し、バタンキュー!

tabelog.com

9/11(日)

4時半起き(^^;
5時過ぎにはホテルを出発、今日は音更の観戦ポイントへ。
行程は短め、20kmちょっと。30分くらいで着くか?
観戦ポイント近くまで行くと、6:00からの駐車場オープンまでまだ少し時間があるが、すでにクルマの待ち行列を発見。「ああ、あそこだ!」と、列の後ろにクルマを付ける。

時間になりクルマを停め、観戦ポイントまで今日も山歩き。
ここでなんとタイミング良く、とても良い観戦場所が確保出来たので、ヨシヨシと競技スタートを待つ。

SS8 オトフケリバースは、1号車が7:06のスタート。ラリーの朝は早い…。
木々の隙間から朝の木漏れ日の差す、いい感じのロケーションで、楽しく観戦を終え、写真も手応えあり!で終えられて大満足!実は前日、陸別での写真撮影にあまり納得できていなかったので、これで一安心(^^)

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ここでまだ朝9時。さて、この後どうする?
そうだ、昨晩調べておいた日帰り温泉に行こう!
観戦場所から30分程、「天然温泉ホテル 鳳乃舞音更」というところへ。
日帰りで、しかも朝から入浴利用のみが可能で、なんと料金も410円と良心的。ありがたく、ほこりを洗い流し、帰りの事も考えてここで着替えを済ませます。

www.hounomai.com

その後、昨日とは違うリエゾンルートをなぞり、再び北愛国交流広場へ向かう。途中、リエゾン狙いのアマチュアカメラマンが何人も「待ち伏せ」してました(^^)みんな熱心!(ヒトの事、言えないか?)

北愛国交流広場に着き、会場内で軽く食べ物を口に入れ、そんなことをしている脇で、「最後のサービス」を終えた競技車両達が、最終SS、決戦の場に向けてサービスパークを出発しいく。そんなクルマ達を、観客みんながそれぞれに手を振って「行ってらっしゃい!」と送り出す。ラリーのこの空気感、距離の近さ、やっぱ良いね!(^^)

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しばし時間が空き、いよいよフィニッシュセレモニー。インターナショナル格式から始まり、全日本JN1から順次、JN6まで観たところで、レンタカー返却の時間が近づいてきたので、ここであきらめて会場を後に。JN1クラス、いつもの3人"オヤジーズ"の表彰の様子も見れて満足(^^;

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いったん、空港とは逆方向、帯広市内へ向けてクルマを走らせ、いちばん近くのスタンドで給油。そしてウインドウガラスに貼ってあった「駐車パス」のステッカーを剥がし、これで返却準備OK。とかち帯広空港までクルマを走らせます。
空港すぐ近くのニッポンレンタカー事務所まで、30分位か。ちょうど時間きっちりにレンタカーを返却し、空港まで送ってもらう。

帰りは夜の便で羽田まで。往きと同じく、妻にクルマで羽田空港まで迎えに来てもらい、日曜のうちにわが家へ無事到着!(^^;

・・・

なんかバタバタでしたが、以上、ラリー北海道観戦記でした!(^^)

3年ぶりの北海道、やっぱラリー北海道はイイです!
そして北海道の景色が最高!!道もどこまでも真っすぐだったり、または信号がもうずーっと無かったりで、久しぶりの新鮮な刺激を受けてきました(^^)

単独の北海道行きを快く了承してくれた妻に感謝!
そして2019年のフォトコンテストの副賞として、「3年越し」の観戦パスの用意してくれたラリー事務局に感謝!(^^)

もちろんだいたいの観戦計画は立ててましたが、それでも、次の移動の時間はどれくらいか?観戦ポイントはどこにしようか?ここ観た後はどうしようか?と、ずっとラリー観戦の事だけを考え続けて行動し、写真を撮り続けた3日間。いや、そうれはもう、楽しかった!^^

さて、今回ももちろん、フォトコンテストに応募しないと!
でも今回は「テーマ」が難しかったので、色々試行錯誤はしてみたのですが、「そういう写真」が撮れなかったんだよなあ...(笑)

以下は、僕のFlickrアルバムへのリンクです(^^)

↓「ラリー北海道」Flickrアルバム

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↓枚数が多すぎたので、上から「SS8」の写真(全日本車両)を抜き出したもの(^^;

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