これがライカの「色」なのでしょうか?
カメラの背面モニターを見ていると、「撮れている」実感がまるでないのですが、
家に帰ってきてパソコンに取り込んでみると、毎回、感心してしまう。
1枚目の写真、これお気に入り。
こんな「白色」を出すデジタルカメラ、僕は初めてです。
しかも、露出補正も何もせず、フルオートでポチッとシャッター切っただけ。
2枚目。
この空の描写や、葉っぱの緑色と、その輪郭描画を見て下さい。
(すべて、クリックするとちょっとだけ大きい画像で表示されます。)
これが、手のひらサイズのコンパクトカメラで撮れてしまう。
すべて、「JEPG super fine」、フイルム選択「標準」、プログラムAEで撮っています。
ちょっとだけコントラストを整えたり、リサイズ後にアンシャープマスクをかけたりしていますが、
それらは掲載の為の再調整というか、写真の見え方を変えてしまうようなレタッチはしていません。
ほぼ、JEPG撮って出しです。
3枚目。
こちらは、黄色の表現ももちろんなのですが、背景の、このとっても自然な描画を見てやって下さい。
まったくデジタルっぽくないとうか、あまりのナチュラルさ加減に言われないと見過ごしてしまいそうで、
でも見れば見るほどに自然な遠近感を感じさせてくれて、見事じゃありませんか?
まだ使い始めたばかりなのですが、このカメラが出してくる絵にいちいち感心してしまう。
そのあまりの自然な描画っぷりに、「あー、これがライカなのか?」と思わずにいられません。
この Leica X1 というカメラ、やっぱり面白いかも。
なんか見てはいけないもの見てしまったというか、不意にパンドラの箱を開けてしまったような、
なんだかそんな気分。