Yz photo

カメラと写真とクルマとワーゲンとワインと美味しいものが好き。

カメラ入れ替え、今度はOLYMPUSへ

カメラ機材一式、入れ替えました(^^)

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悩みに悩んだ末、僕の出した答えはなんと、OLYMPUS

あ、今は「OM SYSTEM」って言うんだっけ?(^^; そう、まさかのマイクロフォーサーズというセレクト。

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ラリー観戦に行くようになり、モータースポーツ写真を撮るようになってから選んだ Canon EOS 7D MarkII という選択。

global.canon

その時は、価格面を含め、それしか選択肢が無かったというか、僕にとっては「必然の選択」だったのですが、僕の未熟な技術でもそこそこ見られる写真を撮る事が出来ていて、まあ満足していました。

でもさすが使い始めてもう5年半。ラリーや草ジムカーナの撮影はどうしてもシャッター回数が嵩み、シャッターカウントはメーカー公称の耐用回数である20万回をとうに超過。あわせて、プラスチックのダイヤル類の操作感等も、だいぶ劣化を感じるようになってきていました。

ここでオーバーホールをして使い続けるという選択肢もあったけど、ここまで使い倒したカメラを、さらに数万円の費用をかけて延命するのも正直どうかなあと。所詮、11万円と少しで購入したカメラである。

かと言って、7D MarkII の代替えとなるようなカメラが(今のキヤノンに)あるかと言うと、これもまたなんとも...。今さら、90Dを購入するのもねえ、明らかに「周回遅れ」っぽいし(^^;もうこの先、「デジタル一眼レフ」に拘るのも、さすがに厳しい、先が無いかな?と...。

↓2021年の記事 digicame-info.com

いっその事、90Dを購入すると思えば、同じくらいの出費で、今の機材を下取りに出せばミラーレスへ乗り換え出来るんじゃね?と。

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実はこれ、OLYMPUS「OM-D E-M1X」

2019年の発売当初から目を付けていたカメラでした(^^)

dc.watch.impress.co.jp

キヤノンAPS-C一眼レフを使っていて何が不満だったかというと、「レンズの選択肢が無いこと」これに尽きる。

いや、望遠ズームとか、良いレンズはいっぱいありますよ。でもね、APS-C用の標準・広角域のレンズが、まあこれが選びようがない。必然的にEF-Sレンズになってくるんだけど、屋外でモータースポーツを撮る事を考えると、ちょっと心許ない、頼りないんですよ。さらに言えば、(高価なばかりで)魅力のあるレンズが無い。「機材選び」が全然楽しくない。

機材がコンパクトになるはずのAPS-Cカメラなのに、より良い機材をと求めると、重く、高価な「フルサイズ用」の望遠レンズから選ばなくちゃいけない、その分、高額になってしまう購入費用をユーザーが負担を強いられるって、おかしくない?APS-C用にも、高品質で「最適化」された機材・レンズを提供してよ!って常々思っていた。

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そこへいくとOLYMPUS、特に「PRO」シリーズの充実っぷりったらもう、羨ましくてしょうがない(^^)

レンズロードマップ - OM SYSTEM https://omsystem.com/ja-jp/lensroadmap/index.htmlomsystem.com

元来、フルサイズ(35mmライカ判)前提のラインナップとなっているキヤノンと、そもそもフイルム時代のしがらみを捨て、デジタルに特化してスタートした「フォーサーズと、まあ目指すところが違うんだから当然なんだよね。だから、妥協無く志の高い、そして趣味性も高い「フォーサーズ規格のレンズ」に、何だか僕はとてつもなく魅力を感じていた。

まあ、ハナから「フルサイズ」には興味を持てなかった、重厚長大で、なんか過剰な性能を求めているような気がしていて、いわゆる「フルサイズ信仰」になんだか馴染めなかった、賛同できないでいた。

で、「OM-D E-M1X」発売された当初から、近所のヨドバシで散々実機を触って感触を確かめていた(^^)

その剛性感と凝縮感溢れるボディ、使い勝手の良いボタン類のレイアウトと、これはもう、OLYMPUSのPROレンズを味わい付くすための最適なボディじゃないかと、ずっと思っていた。

asobinet.com

既に今は、最新「OM-1」もあるし、"フラッグシップ"という位置付けではないかもしれないが、モータースポーツ等の写真を中心に撮る事を考えれば、僕の用途に合うのは間違いなく「こっち」だろうと!

EOS 7D MarkII、EF70-200mm F4L II、EF1.4X III、EF-S18-135mm USM、バッテリーグリップ すべてを下取りに出し、OLYMPUSへの乗り換えを決意しました!

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一緒に入手したレンズは、12-100mm F4.0と、40-150mm F2.8の2本。もちろんカメラ本体を含め、すべて中古購入(^^) 当面、というか、もしかしたらしばらくこの2本だけで僕は充分かも知れない(^^;

で、入手してすぐ、カメラの設定とかは何も弄らず、そのままパシャリと撮ったのが以下の写真。モデルは愛犬のトイプードル「モカ」(^^)

まずは、「このレンズ」がどうしても使ってみたかった、M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO

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特に何も考えるでもなく、そのままシャッター切っただけの写真。

パソコンに取り込んでビックリだったのが、ピントが合った周辺の繊細で線の細い描画、そしてアウトフォーカスのにじむようなぼけ方の奇麗さ。

いやこれ、やっぱり凄いレンズだ!部屋の中という状況で、こんな描写をするとは!(^^)

photo.yodobashi.com

次が、標準レンズとして使うつもりの M.ZUIKO ED12-100mm F4.0 IS PRO

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こちらも、前ピンなのは置いといて(笑)愛犬のその毛のふわふわとした感じ、凄くないですか?

そしてこちらもボケが奇麗だこと!これ、換算24-200mmという「高倍率ズーム」ですからね?(^^;

photo.yodobashi.com

まだ室内での試し撮りだけで、本格的な撮影は全然できてませんけど、でももう、この試写で、これらレンズの凄みを感じて、それだけで嬉しくてたまらない。

そしてカメラのほうも、握りの良いグリップと、手に収まるその凝縮感、使い心地の良さそうな感触に、こちらも今から楽しみでしょうがない。

いや、入手してから、こんな風にジワジワと嬉しさが込み上げてくるのって、こんなの初めてかも。

前段、色々ぐだぐだと書いてるけど、ホントはここへ書き切れないくらい、もうずっーとぐだぐだと悩んで悩んで、やっと決めたこの機材入れ換え。

ホント決心して良かった。こんな満足感のあるカメラ・レンズの購入、初めてかも。もうニヤニヤが止まりません(^^)

さて、週末には屋外で試し撮りしたいな!

photo.yodobashi.com