Yz photo

カメラと写真とクルマとワーゲンとワインと美味しいものが好き。

ペンタ党

実は僕、以前は根っからの「ペンタ党」でした(^^)

IMGP3218 PENTAX K-7 + ULTRON 40mm F2SL (June 19, 2011)

 

今年は、コロナ渦で中止になってしまった「CP+」ですが、こんなムービーが各社から公開されているのを今更ながら把握し、眺めてみたり。

という事で、たまには(?)カメラの話でも...

 

 

僕が「写真」に興味を持ったのは結構早く、中学生の頃だったか。

どうしてもと父親にねだり、絞り優先AE専用機「Canon AV-1」を50mmF2の単焦点レンズと共に入手したのが始まり。

global.canon

もう「面白く」て、友人のスナップとか、あとは(今にして思えば)よくわからん日常の風景とかを撮っていたが、現像代・プリント代が所詮、中学生には厳しくて、そのうち撮らなくなっていた気がする。

 

その後、「写真熱」が再燃したのが、高校を卒業し、社会人になって少し経ってから。

当時、もちろんまだ「銀塩写真」の時代、「高級コンパクトカメラ」なんてのが流行り、各社から様々な「魅力的なコンパクト」が発売されていた。CONTAX T2とか、MINOLTA TC-1とか、RICOH GRとか、それはもう目移りしてしまうくらいたくさんの「選択肢」があった。

僕はその中で、比較的安価で、見た目はちょっと武骨かな?でも、シンプルで質実剛健ぽいところが気に入り、「Konica ヘキサー」なんてのをやっと貯めた給料で購入した。

sunrise-camera.net

35mm F2の、とても切れ味のある、ボケもキレイなそのレンズは、ホントに良く写るカメラで気に入っていた。ただ、AFとかはかなりのんびりしたもので、レンジファインダー風の「のぞき窓」も、結構「パララックス」による見えてる範囲と実際写る範囲の「誤差」があって、それなりに使いこなしは要求されるカメラだった。

でもねー、やっぱり思い出すと楽しかった。今は銀塩カメラのこういう感覚、知らない人の方が多いだろうしねえ。

 

その後、また間隔が空いて、再びカメラに興味を持ち始めたのが、デジタルの「GR」が発売されるというのを知ってから。その前に実は、同じくリコーの「Caplio GX」なんてのを手に入れて、「デジタルカメラ」を使い始めてみたところ。そこへ、「あのGR」がデジタルで復活するのかと知り、もう居ても経ってもいられなく、発売日を待って「GR DIGITAL(初代)」を手に入れた。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

で、やっと「本題」(^^)

ここから、当時やっと「一般的」になってきた「デジタル一眼レフ」に興味が湧き、小さく軽量で使い易そうなところに注目し、「PENTAX *istDS2」 を手に入れた。これが僕の初めてのデジイチ

www.ricoh-imaging.co.jp

手にしてみたら、PENTAXには「Limitedレンズ」なんてのがあるらしい?と言うのを知り、そこからは泥沼(^^) 順調に(?)レンズを買い足し、カメラも、K10DK20D→K-7と乗り継ぎ、立派な「ペンタ党」に(^^)

レンズも何本買い直したか、分からないくらい買っては手放し、を繰り返していた。カメラも、istDS2から「K10D」への進化っぷりに軽い衝撃を受け、その後のK20D→「K-7」への変貌ぶりも、それはもう小躍りしながら喜んで入手した。

そんな、楽しい楽しい「PENTAX」で撮った写真は、僕の旧ブログにいっぱいありますので、興味のある方はどうぞ(^^)

yzphoto.exblog.jp

上の「旧ブログ」をご覧いただければ想像付くと思いますが、色々なPENTAXレンズを使いました。印象に残っているのは、DA★55mm、DA★16-50mm、それとDA15・21・35mmのLimitedレンズ。あとは、PENTAXじゃないけど、ULTRON 40mmとか。

 

タグ:DA*55mm F1.4 SDM

https://yzphoto.exblog.jp/tags/DA%2A55mm%20F1.4%20SDM/

 

タグ:DA*16-50mm F2.8ED AL SDM 

https://yzphoto.exblog.jp/tags/DA%2A16-50mm%20F2.8ED%20AL%20SDM/

 

「ULTRON 40mm F2 SLII」は、日本のコシナライセンス生産する「フォクトレンダー(Voigtländer )」製のMFレンズ。これと、「COLOR SKOPAR 20mm F3.5 SLII」も入手して使っていた。

以下は、ちょうど手に入れたばかりのULTRON 40mmを「K-7」に付け、鎌倉に紫陽花を撮りに行った時の。

IMGP3209 PENTAX K-7 + ULTRON 40mm F2SL (June 19, 2011)

 

IMGP3215

 

IMGP3226

 

IMGP3277

 

IMGP3300

 

IMGP3319

 

PENTAXは、ファインダーの見やすさもあって、こういうMFレンズも比較的何とか使えてしまうのも面白かった。このULTRON 40mmは、なんとも湿り気のある、しっとりとした写りが気に入っていた。こういう情景撮らせると、なんともハマる。色も、PENTAXと相性が良いのか、こってりとしたイイ感じの色が出た。

 

でもその後、結婚して、ペットにイヌを飼い、愛犬の走りまわる写真を撮りたいなと思うようになり、やはりそういう写真は「不得意」なPENTAX。遅々として進まないカメラ開発の様子も嫌気が差し、“青く見えた隣の芝生”「Canon」に乗り換えた。あれ?やっぱり俺は「Canon」なのか?と、子供の時の記憶がフラッシュバック。

yzphoto.exblog.jp

 

EOS 7DEOS 6Dと入手して、しばらく使っていたが、なんとなく「飽き」がきてしまい、FUJIFILM X-T2へ浮気。2年ほど使用したところで、なぜかここでまたクルマのレース競技「ラリー」の観戦と写真撮影にハマってしまい、これもまたFUJIFILMでは「撮り切れず」三度Canonへ出戻り。そして、現在に至る、という感じ(^^)

yzphoto.exblog.jp

yzphoto.hatenablog.com

今の手持ち機材、Canon EOS 7D MarkIIと、EF-S15-85mm、EF70-200F4LIIには、全く不満もなく、とても信頼して「ラリー」等の撮影に挑め、気に入ってる。

でも、ちょっとドライブの時に持っていくとか、旅行とかお出かけで写真も撮りたいなという時に、やっぱりいつもEOS 7D MarkIIというのも、ちょっと重たい、「大げさ」過ぎる。取りあえずとクルマに入れて持っていくも、結局クルマに乗せたまま持ち出さなかったり。

何が言いたいかというと... ちょっと「趣味の道具」としては、「Canon」て言えば大げさだったり、大きく重くて億劫になってしまったりとか、今一つ愛着を持て切れなかったりするところがあるのよねー。いや、上に書いた通り気に入ってるのよ。でも、いつもフルサイズとか大きく重い(EOS7D2)カメラを持って歩くのも、ちょっと「違う」なあと。

 

そんな事を考えていた時に、このPENTAXの新製品紹介ムービーが目に留まり、ああ、やっぱりPENTAXって面白(おもしれ)ーなー、と思えたんですよね。良い意味でヘンタイというか、アマチュアイズムに溢れていて、以前に「愛着」を持って使っていた頃を想い出した。

だいたいこの「タイミング」で、見え具合に拘った「ファインダー」を持つAPS-Cフラッグシップ一眼レフって、どれだけ「好き」なの?PENTAXさん?って(^^)

正直ちょっと、PENTAXに戻りたくなってきた(笑)もちろん、「動体撮影」の用途には期待していないので、手持ちCanonは併存させるが、やっぱり「趣味の道具」としたら、PENTAXって「イイ」のよねえ。使っていて楽しいと言うか。このムービー見てたら、またそういう気持ちが湧いてきた。

dc.watch.impress.co.jp

 

中古 K-3II なら、今ならまだ程度の良さそうなものが手に入りそうだな。そしたら、取りあえず DA20-40mm でも一緒に買って、あとは DA15 と DFA100 MACROとかを揃えてみるか?とか...。嬉しい事に、PENTAXって、入手しやすい価格なのもイイ(^^)「妄想」じゃなくて、現実的に「イケそうな」気がしてくるから、ある意味危ない(笑)

 

でも、PENTAXの次期APS-Cフラッグシップ機種、たいへん興味が湧いてきた。

やっぱりPENTAXって、いいなあ(^^)

 

最後に、これも過去写真、K-7 + DA*55mm F1.4です。

IMGP4084 PENTAX K-7 + DA*55mm F1.4 SDM (July 24, 2011)