Yz photo

カメラと写真とクルマとワーゲンとワインと美味しいものが好き。

Canonに乗り換えました

えー、この度ワタクシ、Canonに乗り換えることといたしました。

Canon EOS 7D + EF24mm F2.8 IS USM


これまでずーっと、PENTAXを使ってきました。
ちょうど一年前にこんなエントリーを書き、しばらくCanonPENTAXを併用してきましたが、
結論として「Canonに集約しよう」と言う事になりました。

乗り換えの直接的な決め手は、Canonの方が、AF(オートフォーカス)が優れていること、
手ぶれ補正が「レンズ内」であり、望遠レンズでのフレーミングに圧倒的なメリットがあること。
その他、それぞれの利点・弱点を天秤にかけて、「やっぱりこっちかな」と・・・。
 

 
PENTAXは、趣味性が高く、使っていて面白いんだけど、明らかに得手・不得手があり、
そのクセを理解した上での使いこなしが求められるのも確か。
そしてやっぱり、「2大メーカー」の機材を横目で見ては、「やっぱりあっちの方が良いかな?」と、
つい「隣の芝生が青く見えてしまう」場面があるのも正直なところ。


Canonは、カメラ・レンズがやや大ぶりで高価ですが、
でも自分の使うものを一度揃えてしまえば、ある意味周りを気にせず長く使えそうな
安心感もあるかなと。そしてなんだかんだで、やっぱりその技術力は確か、
商品展開を見ていても、安心して長く付き合えそうだなと。


これまで使っていた PENTAX K-7 に比べて、Canon EOS 7D はちょっと大きく重たい反面、
それが使い心地の良さとか、望遠レンズ系を装着した時のカッチリ感・頼もしさにもなって、
写真を撮る行為そのものの気持ちよさとか満足感・充足感にもつながる。


しつこいけど、PENTAXもとても良いんですけどねぇ。ちょっと「飽きた」のかなぁ。
・・・この秋に「K-5II」が発表されましたが、K-7 → K-5 → K-5II とくるとは、
さすがにちょっとガッカリしたのは僕だけでしょうか?・・・
進化のスピードがゆっくりで、どうしても「外野」が気になってしまいます、
「やっぱりあっちのメーカーの方が良いかな・・・」と。
で、そんなこと気にしながら写真を撮るのはやっぱり楽しくないので、
思い切って「そちら側」に飛び込むことにしました。


手持ちのPENTAX機材は一式、売却しました。
まあ、そのまま持っていても磨り減って無くなってしまうモノでもないのですが、
新モデルとか新しい周辺機材とかも「気になってしまう」ので、ここはやはり健全に
サヨナラしておいた方が良いかなと。それらを下取りに、Canonレンズを2本、追加購入。
そして以下が、考えに考え抜いた僕のCanonレンズセレクト。

- EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
- EF70-300mm F4-5.6L IS USM
- EF24mm F2.8 IS USM
- EF100mm F2.8L MACRO IS USM
- Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE

PENTAXでは、一時10本以上の手持ちレンズがありましたから、それに比べるとだいぶスッキリ。
結果して、最近の新しいレンズラインナップからの選択となり、また、
Canonの中では」比較的安価な、コストパフォーマンスの良いセットになったと
思っているのですがいかがでしょう?

それでは、Canon導入時に最初に手に入れた2本のズームレンズ以降、
その後に購入したレンズの紹介でも(^^)


Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE

やっぱりこの手のレンズが手持ちに欲しくて、
とは言っても EF50mm F1.4 を新品購入という選択も嬉しくないしなぁ、と悩んだフリをして、
いっそ「タマがあるうち、買えるうちに買っとけ!」と気絶して購入。
MF(マニュアルフォーカス)であることを許容できるなら、やっぱりその独特の写りは良いです。
他の焦点距離のSLR用 Carl Zeiss に比べて、この50mmだけは安価ですし、お薦め。
Canonだけでなく、Nikonマウントもあります(^_^)
>>[このレンズで撮った写真]


EF24mm F2.8 IS USM

スペックからするとちょっと「割高」に思えるんですけど、新設計であること、
USMの使い心地が捨てがたいことから、これも迷ったあげく思い切って購入。
Canonの24mm」なら、そこはやっぱり「1.4の L だろ」と言いたいところですが、
大きく重たいのはともかく、何よりとっても「高価」でやっぱり手が出ないなと、
選択肢にあげつつも速攻で却下。結果してこちらを選択しましたが、
そのコンパクトさと写りの良さを気に入り、最近はこれを付けっぱなし。
寄れるし、柔らかい写りで、APS-Cサイズでは画角も使いやすく、良いレンズです。
もちろんフルフレームサイズに対応ですし、長く使えそうなことを考えれば決して高くないかも?
>>[このレンズで撮った写真]


EF100mm F2.8L MACRO IS USM

こいつは、Canon使うならとりあえず持っておけ!的なレンズかなと、あまり迷わず購入決定。
角度ブレ、シフトブレ両方に対応した「ハイブリッド手ぶれ補正」が、発売時に話題となったレンズ。
ボケの綺麗なマクロレンズは、やっぱりそれだけで撮れる写真の世界が広がるので、
持っておいて損無し。意外と軽量、でも見た目はLレンズにしてはややチープかな?
「新しいレンズ」らしく、僕はデザインはとても良いと思います、格好いいです。
>>[このレンズで撮った写真]


と言うわけで、標準ズームと望遠ズーム、明るい50mm単焦点と、
スナップ向きのコンパクトな広角単焦点、それに中望遠マクロと、
今のところは「この5本」で大満足。
何か特別に奢って高価なレンズを選んだわけでもなく、
対応範囲の広さと自分が重視したい撮影領域と、そしてコストパフォーマンスと、
でも少し「持っていて嬉しい」趣味性も考慮して、結果こうなりました。


残りの「穴」は、超広角ズームくらいでしょうか? 以前からこのレンジは気にはなるんだけど、
どうも使い方がワンパターンになってしまいそうで怖くてなかなか手が出せず。
ま、そのうち海外旅行の機会でもあれば買ってしまうかも?と思っているのですが・・・。


さてさて、自分でも言ってるとおり、これでしばらく「周りを気にせず」
じっくり付き合っていければ良いかなと思ってます。

でもやっぱり、あとで「小さいカメラ」も欲しくなるかな?(^^;)