新劇場版「頭文字Ｄ」公式サイト
http://initiald-movie.com/index.html
原作コミックのファンとしては、正直ちょっとやっぱり、物足りなかったかなぁ(^^;)
なにしろ原作のコミックがあれだけ丁寧な進行と描写具合ですから、
時間制限のある劇場版に仕立て直すのは、それなりに難しい作業だったと想像します。
映像はとってもキレイで、よく出来てました！すっかり「現代のアニメ」になってました(^^)
クルマの動き、タイヤのスキール音、排気音等もかなり凝っていて、良かったです。
個人的に気になったところは、高橋啓介がいつもキリキリし過ぎていて、見ていてちょっと疲れるのと、
反面、竹内樹（イツキ）のあのハイテンションぶりの表現がちょっと物足りなかったかなぁという印象。
まあ、こういったキャラクターの個性は、漫画だと読者が勝手に想像して自分の中に作り上げてしまうところがあるから、
こういう違和感を覚えてしまうのは、ある意味仕方ないところがあるのかもしれないですね。
それと意外に感じたのが、この劇場版を見終わってから、ハチロクをはじめクルマ達の「絵」が、
どうしてか原作よりアニメの方が見劣りしてしまうような気がしてしまったこと。（エンドロールに原作の絵が差し込まれます）
原作のクルマの絵のほうが、かえって躍動感を感じるというか、なんだか生き生きしているような気がするんですよね。
これはやっぱり、原作者のこだわりというか、作品への思い入れがなせるところなのでしょうか。
さてさて、これから見る人がいたら申し訳ないので、それ以上の内容には触れない事にします(^^)
でも、この漫画・アニメのファンなら、やっぱり見ておいて損はないと思いますよ！
ちなみに３部作「その２」は、来年の初夏に公開だそうです。
って、えーっ！！引っ張り過ぎじゃない？！
