すっかり「ミラーレスカメラ」も“市民権”を獲得した感がありますが、
僕にはどうも馴染めないというか、魅力を感じられない。
コンパクトでスマートに持ち運べて、それでいて「高画質」とくれば、
そりゃ人気が出るのもうなずけます。
でも僕はやっぱり、一眼レフの「ファインダー」を通じて、
レンズから見える“実像”を追いかけながらシャッターを切るという行為がないと、
「写真を撮っている」という気がしないんだよなぁ。
奇麗な背面ディスプレイや、デジタル変換された「電子ビュー」を覗きながら
架空のシャッターを切るという操作は、なんだかやっぱり心ときめかない。
いま目の前にあるかけがえのない一瞬を切り取るのが、
「写真を撮る」という行為だと僕は思っています。
そんな大事な「インターフェイス」が、デジタル変換された電子ビューじゃ、
やっぱり盛り上がれないのです(^^)
今さらフィルムカメラに戻りたいとも思わないけど、でもやっぱり、
光学ファインダーを覗いて写真を撮る「一眼レフ」というカメラが、
僕はやっぱりいいなあと思う訳です。
カメラにフィルムを詰めて、一枚一枚、大切にシャッターを切っていた頃とは、
「写真を撮る」という行為の意味合いも変わってきているのかもしれませんが...。
あ、すみません。つまらない独り言でした(^^;)