Yz photo

カメラと写真とクルマとワーゲンとワインと美味しいものが好き。

FUJIFILM X-T2 を使ってみて

昨年の9月に、それまで使っていたデジタル一眼レフカメラCanon EOS 6D」から、このコンパクトなミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T2」に乗り換えました。

という訳で、その後およそ5ヶ月間、この「FUJIFILM X-T2」というカメラを使ってみての感想を、「乗り換え」のことを書いたエントリーで何となくそんな"約束"をしたような気もするので、ここら辺りで書いておこうと思います(^^)

FUJIFILM X100T


◎外観・使い勝手
・軽くて小さい、携行しやすい、これが一番うれしいことかも。
・フォーカスエリア選択レバー(スティック)が便利で使い易い。
・3方向チルト式液晶、そんなの要らね!って思ってたけど、使ってみたら意外と便利だった。
・設定がひと目で確認できるアナログダイヤルインターフェイス、トグル式のロックも結構便利。
・ミシリとも言わないボディーの剛性感。
・ボディが小さい反面、グリップはしづらいかも、メタルハンドグリップ装着がおすすめ。
・メニュー画面がイマイチ使いづらいような気がしていたのだけれど、もう慣れた(^^)


◎写り
・とにかく「色」が素晴らしい、フイルムシミュレーションも実用的で使い易い。
・解像感・立体感もなかなか頑張っている。でもフルサイズにはやっぱり負けるかな?
・という事で、「RAW現像」をしなくなりました。だってその必要が無いんだもん。


◎レンズ
・基本的に優秀、キットレンズ18-55mmも、見た目に反して(?)とっても良く写る。
・レッドバッジ50-140mmは、使い勝手も良く、大変素晴らしい写り!
・でもレンズフードがやや薄っぺらく、取付部もイマイチ頼りない感じ。


という事で、小さい不満が無いわけでもないが、概ね満足。
分厚く重たい「デジタル一眼レフ」とはまったく違う使い心地で、やっぱり僕が求めていたのは「こっち」だなと。

ただ、ボディが小さいと言うことは、持ち運びや普段使いにはその軽さも含めて都合が良いが、物理的に「操作系」が狭く接近したものになり、ボタンやレバー類の操作にデリケートさみたいなのが出てしてしまうのは仕方が無いところ。
この辺りは、「用途」によっては一眼レフに比べて使い勝手が劣ると感じてしまう場面があるかもしれない。


でも僕はこっちで満足。
小さいレンズを付ければ、一見お洒落なクラシックカメラにも見え、威圧感もないので普段の持ち歩きにも抵抗がなくなりました。
そして何より撮れる絵が素晴らしく、スナップや風景撮影にこのFUJIFILMというカメラが向いている、用途にマッチしているというのが何とも満足度が高く、買って良かったと思えるところ。

カメラ買い換えるたびに毎回そんなこと言ってるような気もするけど、今度こそ、「長くつきあえるカメラ」じゃないかと(^^;)


たぶん、スナップとか風景メインなら、買って後悔することは無いと思います。
でもやっぱり、スポーツとか動きの予測がつかないような動体撮影がメインの人はやっぱり、ガシガシ振り回せる一眼レフの方が良いかな?と思います。理由は上の方に書いた通りです。

以上、現時点での僕の "FUJIFILM X-T2" の評価でした(^^)